「つみたてくん」や「住宅積立貯蓄」はどうなったのですか?
これまで住宅購入資金の積立てといったら、住宅金融公庫の「つみたてくん」、郵便局の「住宅積立貯蓄」、「財形住宅貯蓄」の3つが定番でした。
3つとも融資と貯蓄をセットにしたような商品で、住宅金融公庫融資を利用する予定なら「つみたてくん」、財形住宅融資を利用する予定なら「財形住宅貯蓄」というように、利用する予定の融資制度により積立商品が選べました。
しかしながら、2005年からは「つみたてくん」や「住宅積立貯蓄」は新規の募集を行わないことになったので、融資制度などの特典のある住宅資金専用の積立商品は「財形住宅貯蓄」だけになってしまいました。
それ以外の積立商品にはどのようなものがあるのでしょうか?
住宅資金のための積立商品ということに限らなければ、積立で利用できる金融商品は多くあります。
普通預金からの振替で利用できる自動積立定期預金をはじめ、投資信託、株式、金、外貨預金など、いわゆるリスク商品を積み立てるタイプなど様々です。
ただし、住宅資金目的ということから考えると、預貯金で積み立てていくのが無難ではないかと思われます。その中で自由に商品を選択するということになるのではと考えます。
しかしながら、現在は預貯金にほとんど利息がつかない状況ですから、商品選びに時間をかけるのはあまり意味がありません。
それよりは、一日も早く積立てを開始して、多くの資金を用意することを心がけることの方が大切かもしれません。 |