住宅ローンの資金計画情報館



ローンの借り換えは返済負担を軽くする?

住宅ローンの借り換えとは?

ローンの借り換えというのは、新たに金利の低いローンの借り入れをして、金利が高い古いローンのほうは全額返済してしまうということです。

古いローンから新しいローンに借り入れを換えるので「借り換え」というのです。

住宅を買い換えるときも、結果として取得する物件が異なるだけでローンを借り換えているのと同じようなものです。

なので、低金利だと思って固定金利型で住宅ローンを組んだけれど、その後どんどん金利が下がっていってかなり損をしていると感じている人は、住宅ローンの借り換えを検討してみるとよいと思われます。

借り換えの方法は?

借り換えの方法としては、固定型ローンから変動型ローン借り換えるのが一般的です。

もちろん、固定型から固定型への借り換えというのもできなくはないのですが、リスクの高い固定型から変動型へシフトしたいと考えている金融機関にはなかなか応じてもらえないようです。

また、仮に応じてもらえたとしても、以下のような新規に住宅ローンを組んだときと同様の費用と手続きがかかるケースが多いようです。

■抵当権の抹消・設定登記費用
■保証保険料...など

借り換えの手数料は?

借り換えの手数料については、住宅ローンを組んだときの状況や、借り換え先がどこの金融機関なのかによって異なりますので一概にはいえないところではあります。

ケースによっては、20〜30万円という費用がかかる場合もあるようです。

しかしながら、これまで借りていた金融機関の住宅ローンを固定型から変動型に借り換える場合には、5,250円(税込)程度の手数料でできることが多いです。

担保割れ物件でも借り換えはできますか?

担保割れが生じている状態というのは、不動産価格の下落によって、手持ちの住宅の価格が住宅ローンの負債額を下回った状態のことをいいます。

通常ですと、こういった担保割れのローンの借り換えは難しいのですが、金融機関によっては、借り換え専用のローンを商品化していて、次のような条件を満たしていれば、担保割れしていても借り換えに応じてくれるところもあるようです。

■過去に返済金の延滞がないこと。
■安定した収入があること。

ちなみに、特別に借り換えローンがない場合でも、応じてもらえるケースもありますので、一度相談してみるとよいでしょう。


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