原状回復義務とは?
原状回復義務というのは、売買などの契約により履行された給付を、その解除によって契約前の状態に戻す義務のことをいいます。
契約の解除の場合の原状回復義務は?
契約の解除というのは、有効に成立した契約の効力を、当初に遡って消滅させるものですから、契約によって給付がなされているのであれば、それがなかったときと同じ状態、つまり原状に戻す義務が生じます。
物が第三者に転売されているような場合は?
物が第三者に転売されているような場合には、契約の解除がされても、その所有権を奪うことはできません。
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