地面師・家屋師とは?
地面師(じめんし)・家屋師(かおくし)というのは、他人所有の土地や家屋の所有者等になりすまして、第三者から金員を騙し取る詐欺師のことをいいます。
地面師・家屋師の手口は?
地面師・家屋師は、常習者数人のグループによる犯行がほとんどですが、その手口は次のようようなものです。
■物件処分の委任を受けているように装う。
■所有者から他の目的で預った印鑑や白紙委任状を悪用する。
■必要証書等と偽造して、所有権移転登記を行う。
■登記簿を閲覧中、登記記載事項を改ざんしたり、他に用意した登記用紙と差し換えて所有者を装う。...など
上記のような手口によって、他人の土地や家屋を自己所有と偽って第三者に売りつけたり、買受人に他人の土地を見せ、自己所有と偽り売買契約を結んで、手付金を騙し取るなどがあります。
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