毎月10万円の返済だといくら借りられますか?
次の表は、毎月10万円ずつ返済していく場合に借りられる額を示したものです。
<元利均等返済で金利は3.0%の住宅ローンの場合>
返済期間 |
10年 |
15年 |
20年 |
25年 |
30年 |
35年 |
金利3.0% |
1,030万円 |
1,440万円 |
1,800万円 |
2,100万円 |
2,370万円 |
2,590万円 |
上記の表から、金利3.0%で返済期間が20年でしたら、借入可能額は1,800万円ということになります。
金額が異なるのは、金融機関が年収に対する年間返済額の割合から算出する返済負担率(返済基準)を定めているからです。
なお、当然、金利が高くなれば借りられる金額は少なくなりますし、返済期間が長期になるほど借りられる額は多くなりますが、その分金利はかさみます。
フラット35と民間ローンの返済負担率は?
フラット35と民間ローンの返済負担率は、次のようになっています。
■フラット35
フラット35の場合は、毎月返済額の4倍以上の月収があることが条件になっています。
つまりこれは、毎月返済額の48倍以上の年収があれば、その借り入れが可能であるということです。
ちなみに、平成19年10月からは、フラット35の毎月返済額の4倍以上という条件はなくなり、次のような他のローンを含めた総返済負担率による基準で判断されることになります。
・年収400万円未満 ⇒ 30%
・年収400万円以上 ⇒ 35%
■民間融資
民間融資の場合は、金融機関によっても異なるのですが、年収に応じた返済負担率で決められます。
ただし、実際の融資額については、この毎月返済額を基準に、実際の返済利率と返済期間によって妥当な金額が算定されます。 |